看護師が日常生活でうっかり見せてしまう行動として、まず筆記用具やハサミなどが必要な時に無意識のうちに胸ポケットを触ってしまう例が挙げられる。
看護師は日頃からメディカルウェアの胸ポケットにボールペンなどの筆記用具を入れているので、勤務外でもついこうした癖が現れてしまうのだ。

また、床に落ちている錠剤の表面の文字を読み取って何の薬か知ろうとしたり、腕まくりして露出した他人の皮膚に浮かび上がる血管に注目したりもする。
というのも、看護師は患者が服用する薬品を間違えないよう厳重な薬の管理を義務付けられているため、錠剤の名前などに敏感に反応してしまうのだ。

看護師は日頃から採血の際に針を刺す位置に苦労している人も多い。
太くてくっきりと浮き上がった血管は採血しやすくて、細くて針を刺しにくい皮膚は看護師泣かせと言われている。
そのため、職場以外の場所でもついつい人の血管が気になってしまうのだ。

さらに、駅のベンチや電車の席で横になって寝ている人を見ると、顔色に注目して黄疸など病変を観察してしまうこともある。
単に飲酒で眠り込んだだけの人も少なくないが、どうしても気になってしまうところが看護師の癖と言えるだろう。

看護師はプライベートな付き合いの場面でも、別れ際に「さようなら」の代わりに「お大事に」や「お気を付けて」と言ってしまうこともある。
また、自宅で電話を受ける時にも、ついついナースコールと同じように反応してしまい、「どうされましたか」と思わず答えてしまうこともあるようだ。

こんなうっかり癖は誰にでもあるだろう。
看護師さんで自分の癖がおかしくないのか気になる人は、看護師向けのあるあるネタ特集などを覗いてみるといいかもしれない。